結婚しない男女が増えている理由

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

結婚しない男女が増えている理由として考えられるのは、就業形態の多様化により男性が必ずしも正規雇用に就けていない、又は年功序列制度では無くなった事よる経済的不安定や、女性の高学歴化や社会進出による社会的自立などがありますが、奥底の理由は何なのでしょうか?

男性なら禿げているのも理由の一つにあるようです。そのためにせっせと育毛剤を購入している男性も多いです。

はげや薄毛はモテませんからね。

私が考える理由は「人間が臆病になってきているからなのではないか?」という事です。
人が人と交わるという事、その最たる形態が結婚だと思います。自分が生まれ育った家庭は、この世に産み落とされた時に
自動的に与えられた家庭であり、人間関係です。なので、成長という人間形成と共に慣れ親しんでいける環境なのです。
でも結婚とは、ある程度人間形成が完成された成人になって、今までと全く違った家庭環境で生きてきた赤の他人と、
一つ屋根の下に住み、新たに家庭を作る事になのです。

ある程度出来上がってしまった成人の人間同士が深く交わるという事は、楽しい事、嬉しい事ばかりではありません。どちらかと
言えば、嫌な事、腹立たしい事の方が多いでしょう。それに、お互いを傷つけあう事にもなります。
この傷つけあう事、それより自分が傷つく事が怖いのではないでしょうか?誰しも傷つきたくはありません。大人になればなるほど
経験を積み、学習してきています。人と交わる事で傷つく辛さを無自覚ながら知っているのだと思います。
人と深く交わる事、その最たる形態である結婚をする事で自分が深く傷つくぐらいなら、「結婚などせずに独身でいる方が楽なのではないか?」
と思ってしまうのだと思います。

「結婚したくないわけではない」「理想の相手に巡り会えたら結婚したい事はしたい」と答える人が多いと聞きます。これは非現実的
妄想を抱いているから、このような答えが返ってくるのだと思います。本当に結婚自体に興味が無い、結婚制度そのものに反対しているなら
理想の相手に巡り会おうが結婚しないでしょうし、理想の相手の出現そのものを妄想しないでしょう。

理想の相手の出現を夢見ている時点で、少女マンガの世界なのです。現実の世界、そんな理想の相手が出現するわけがありません。相手も
自分と同じ生身の人間なのです。長所もあれば短所も持った欠点だらけの人間です。そんな生身の人間と真剣に付き合い、結婚し、新しい
家庭を築いていくという事は、見たくない面も見て、抱きたくもない感情を抱き、これでもかと言いたくなるほど傷つくのです。

でもそれが結婚であり、この世に産み落とされた時に自動的に与えられた家庭とは違う、自ら作り出していく家庭を築いていくという事なのです。
その勇気が無くなってきているのかもしれません。